脊柱管狭窄症・ヘルニアでもプールで運動していい?|「医師の許可」が前提、そのうえで現場の実感|現役インストラクター解説
「腰の病気があるけれど、プールで運動してもいいの?」——気になりますよね。先に、大事なことをお伝えします。動いていいかどうかは、必ず主治医に確認してください。そのうえで、教室で見てきたことをお話しします。
大前提:可否は必ず主治医に
脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、坐骨神経痛……ひと口に腰の病気といっても、状態は人それぞれです。「運動していいか」「どんな動きを避けるべきか」は、必ず主治医に確認してください。私たち指導者が判断できることではありません。
実際、私の教室に来られている方も、医師からストップがかかっている方は、そもそも来ていません。逆に、医師に勧められて来る方もいます。
現場でのスタンスは「無理せずやってね」

許可が出て来られた方に、私がお伝えしているのはシンプルです。無理をしない、動かせる範囲で。そして「この動きは避けた方がいいですか?」と聞かれたら——それはお医者さんに確認してくださいね、とお答えしています。避けるべき動きは、状態によってまったく違うからです。
しびれ・痛みが出たら、すぐ休む
動いている途中でしびれや痛みが出たら、我慢せずすぐに休んでもらいます。施設にジャグジーがあれば、そちらで過ごすのもひとつです。
ただ、正直に言うと——「温まったから楽になった」というより、「負荷をかけるのをやめたから落ち着いた」というのが正確だと思います。大事なのは、温めることより無理せず休むことなんです。(→ 頑張りすぎて股関節を痛めた話)
【正直に】劇的に良くなる人は、見たことがありません
ここは正直にお伝えします。水中ウォーキングで腰の病気が劇的に改善した、という方を、私は見たことがありません。「これをやれば治る」という話ではないんです。
でも——「ほどほどに動いていると調子がいい」とおっしゃる方は多いです。逆に「教室が2週間ほどお休みで、その間サボっていたら痛くなってしまった」という声もよく聞きます。劇的な改善ではなく、動き続けることで調子を保つ。それが現場の実感です。(→ 水中ウォーキングは腰痛にいい?)
まとめ
腰の病気がある方は、まず主治医に相談を。許可が出たら、無理のない範囲で、ほどほどに。劇的に良くなる魔法ではありませんが、動き続けることが調子の維持につながる——それが、たくさんの方を見てきた実感です。(※感じ方には個人差があります)